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「みどり香るまちづくり」企画コンテスト

「みどり香るまち」通信 vol.31

平成24年度 日本植木協会賞受賞

帰っておいで香りの森へ

企画者:石川県犀川緑地指定管理者エコ・チーム犀川
企画場所:石川県金沢市

地元、金沢市立十一屋小学校の課外授業として、生徒さんたちによる植栽や花壇の整備が行われている。 地元、金沢市立十一屋小学校の課外授業として、生徒さんたちによる植栽や花壇の整備が行われている

 石川県金沢市内を流れる犀川さいがわ沿いには、約13kmにわたって犀川緑地が広がっています。ここは自然豊かな緑地帯で、以前から「香りの森」はあったのですが、管理が不十分でいつしか忘れられていました。そこで、犀川緑地の指定管理者となったエコ・チーム犀川が、地域の人たちと協働して四季折々に香る樹木を植栽し、「香りの森」を再生して「香りの思い出づくり」の場や機会を提供したい、と企画しました。

「香りの森」に設置した看板。 「香りの森」に設置した看板

 整備にあたっては、地元の小学校の生徒さんたちとともに約500mにわたって、ラベンダーなどのハーブ類やキンモクセイなどの樹木を植栽し、自然に親しんでいただくための看板を設置しました。花の見ごろや香りの時季をずらして植物を配置し、いつでも何かしらの香りがするように工夫しています。以前から犀川緑地を散策する人たちも多く、そんな人たちにも新たに香りの楽しみが加わったはずです。毎年、小学生たちによる植栽や整備は続いており、少しずつ「香りの森」のエリアが広がり、充実してきています。これからも、ここを訪れた人たちの心に残る「香りの森」になるように犀川緑地の魅力をさらに高めていきたいと思います。

(エコ・チーム犀川 笠井 順二さん)