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「みどり香るまちづくり」企画コンテスト

「みどり香るまち」通信 vol.12

平成20年度 入賞

風薫る通学・通園路

企画者:学校法人スコーレ/小岩井農牧株式会社
企画場所:岩手県盛岡市

学校のフェンス沿いに緑の並木が続きます 学校のフェンス沿いに緑の並木が続きます

 岩手県盛岡市はカナダのビクトリア市と姉妹都市協定を結ぶ、新渡戸稲造ゆかりの土地です。学校法人スコーレのまわりは、ほんの数年前までは田んぼや池に囲まれたのどかな土地でしたが、盛岡駅西口を中心とした開発が進み、緑が失われてしまいました。

 学校では、敷地の境界沿いにかおり樹木を植栽することで、自分たちだけでなく、地域のひとびとにも緑のある豊かな環境をもたらしたいとの思いから本コンテストに応募し、見事入賞されました。

 学校法人スコーレは農場を所有し、生徒たちが日頃から授業やクラブ活動で、植物に接しています。農業担当佐々木久美子先生によると、今回植樹された植物の世話も、生徒たちが積極的に行っているそうです。「植樹の際には高校生と幼稚園児を中心に、地域の皆さまにも多数ご参加いただき、受賞記念の植樹祭を行いました。ハーブ類などは、根づくまで高校生だけでなく園児たちも水やりを行い、みんなで生長を見守りました」。

初夏にはたくさんの花が咲きました (写真提供: 学校法人スコーレ)
初夏にはたくさんの花が咲きました (写真提供: 学校法人スコーレ)

 盛岡の冬は、積雪は20 ~ 30 ㎝とそれほどの量ではないものの、気温は-10℃以下まで下がることもあり、寒さが厳しいそうですが、本コンテストでは(一社)日本植木協会のご協力により、地域の気候や特性に合った苗木が提供されています。佐々木先生は、「幸いなことに、クレマチス数本を除き、ほとんどが北国の厳しい冬を乗り越えることができました。春の訪れとともに、コニファーは緑を増し、クリーピングタイムやカリンの花が咲き、ほのかに漂う香りは気分をリラックスさせ、鮮やかな花や木々の色彩が目を楽しませてくれます。近くを通る学生や園児、送迎の保護者の方々、また、地域の皆さまの心を癒す場所になっていると思います。」とおっしゃっています。

 植物が学校と地域のひとびとを結ぶいい事例となった企画です。学校の生徒たちも植物も、地域のひとびとに見守られて、すくすく成長することでしょう。(事務局)

アクセス

学校法人スコーレ:JR 東北本線仙北町駅西口より徒歩20 分。
飯岡線向中野経由矢巾営業所行、盛岡スコーレ高校前バス停下車。