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「みどり香るまちづくり」企画コンテスト

「みどり香るまち」通信 vol.9

平成20年度 におい・かおり環境協会賞

稚内市中央地区「香りゃんせ通り」コミュニティガーデンづくり

企画者:稚内市歴史・まち研究会/北海道職業能力開発大学校
企画場所:北海道稚内市

フットパスマップを手に散策 フットパスマップを手に散策

 稚内市は、日本の最北端に位置します。国道、鉄道の最北の起点を“香り”の起点にというコンセプトで企画されたのが「香りゃんせ通り」コミュニティガーデンづくりです。市街地にはラベンダーなど、丘陵にはエゾヤマザクラを植栽し、“香り”をテーマとした散策路で結びつけ、市街地中心部と宗谷丘陵の融合を図ることを目指しています。「香りづくり」、「緑化による景観づくり」、「まちの活性化」、それらを喚起する「人づくり」が複合的に展開することが評価され、受賞につながりました。

クレマチスなどの苗を植える学生さん (写真提供:稚内市歴史・まち研究会/北海道職業能力開発大学校) クレマチスなどの苗を植える学生さん (写真提供:稚内市歴史・まち研究会/北海道職業能力開発大学校)

 企画者の稚内市歴史・まち研究会は、フットパスマップを制作。その中の2つのコースに平成19 年度、環境大臣賞を受賞した「香りとさえずりの杜」、平成20 年度、におい・かおり環境協会賞を受賞した「香りゃんせ通り」が含まれているそうです。フットパスマップの制作に関して、同研究会の西間敏幸さんに詳しくお伺いすると、次のように語ってくださいました。「フットパスとは100 年ほど前、英国が発祥の地といわれ、スロースローで“歩く道”を意味するとのこと。稚内の道端の高山植物の説明を受けたり、ときには簡単なゲームをしながら、五感をフルに活かしていただければ健康回復にもつながります」さらに、「“稚内市観光マイスターの資格を取得して皆さんへの説明が楽しみ”、“笹刈作業の手伝いをしてほしい”、“いっしょに植樹したい”、“昔の稚内について語りたい”、“酒が飲みたい”、“嫁がほしい”(いないか?)など多種多様な夢をもって、全国からボランティア参加者を求めております」と西間さん。

 共同企画者の北海道職業能力開発大学校の中渡憲彦さんによれば、「6月20 日に、企画をした学生たちとともに植えたアルメリアとクレマチスは、開花しました。この夏は、雨が多かったことも幸いし、エゾヤマザクラの樹木も元気に成長しています」とのことです。

 2年連続で、受賞されている稚内市が、北の「起点」となり、「みどり香るまち」が全国へ広まることを願っています。(事務局)

アクセス

稚内市中央地区:JR 宗谷本線稚内駅