アロマテラピー検定・資格の認定、学術調査研究の実施

「みどり香るまちづくり」企画コンテスト

「みどり香るまち」通信 vol.25

平成22年度 入賞

360°どんでした 南畑―鶯宿〜花と香りでひとづくり・まちづくり〜

企画者:南畑地域協議会/鶯宿温泉観光協会
企画場所:岩手県雫石町

今年「さくらの広場」では、サクラ“シズカ”(静香)が例年より早めの開花を迎え、地域住民や訪れた人たちにやすらぎを与えてくれた。地域のコミュニティー 広場として整備・管理されており、花は年間を通して長く楽しむことができる。 今年「さくらの広場」では、サクラ“シズカ”(静香)が例年より早めの開花を迎え、地域住民や訪れた人たちにやすらぎを与えてくれた。地域のコミュニティー 広場として整備・管理されており、花は年間を通して長く楽しむことができる

 岩手県中西部に位置する雫石町において、農業振興に取り組んでいる南畑地域協議会と、 鶯宿温泉おうしゅくおんせん 観光協会が協働して、地域活性化とまちづくりの一環として行ったのが「360°どんでした 南畑―鶯宿 〜花と香りでひとづくり・まちづくり〜」です。“どんでした”とは“動転した”に由来した雫石の方言で“びっくりした”という意味。活力ある農村の実現を目指している「南畑コテージむら」と鶯宿温泉の6カ所の公園や花壇に、香りのある植物を植えることによって、“びっくりする”ほど魅力あるまちづくりを行おう、というものです。

やさしい色合いのサクラ“シズカ”(静香) やさしい色合いのサクラ“シズカ”(静香)

鮮やかな赤色をしたハナモモ 鮮やかな赤色をしたハナモモ

 雫石町は雪の多い地域のため、新たに植樹したサクラ“シズカ”(静香)、ハナモモ、ラベンダー、イブキジャコウソウの生育に苦労しながらも、地域の人たちの管理によって、今年の春もサクラ“シズカ”(静香)、ハナモモはきれいな花と香りで、地域の魅力をアップさせています。特に会場となっている6カ所のひとつ「さくらの広場」は、鮮やかな色と香りに包まれ華やかさを増したコミュニティー広場として地域の人たちにも利用され、雫石町が掲げる理念のひとつ「住んでよし、訪れてよし」の実現に一役買っています。

(南畑地域協議会 軍司俊道さん)