2018.10.19

アロマがくれた
「一歩踏み出すチカラ」。

プロフィール

渡邊瑞江さん

千葉

  • WEBショップ経営
  • アロマブレンドデザイナー
  • アロマハンドセラピスト

38歳の時にアロマテラピー検定1級を取得。39歳でアロマテラピーアドバイザー、アロマブレンドデザイナー、アロマハンドセラピストを取得。子育て中に出合ったアロマテラピーがきっかけでWEBを通じたアロマの情報発信やアロマグッズ販売を開始。

時間に追われる毎日から、
オンオフのある生活へ

出産してから子育てに掛かり切りになっていた自分に気づき、何か女性らしい習い事を始めたいなと思い立ちました。いくつかチャレンジして自分に一番合っていたのが、アロマストーンを手作りして香りを楽しむことでした。ストーンに精油を垂らすだけでたちまち癒しの空間が広がる手軽さと、寝室、玄関、バスルームなど場所を変えて多様な香りが楽しめることが魅力で、時間に追われる生活に潤いが生まれたんです。気持ちに余裕ができると家庭以外の世界にも目が向き、生き方を見つめ直すようにもなりました。そうした気持ちの変化もあり、アロマグッズのWEBショップを立ち上げることに。以前働いていたインターネット関連の経験や人脈を活かしてサイト制作を依頼したり、地元の友人デザイナーにショップカードを作ってもらったり、多くの方々に支えられてここまで来られました。

ブレンドを知ることは、
精油の可能性を広げること

ストーンで香りを楽しむようになると、精油についてもっと知りたくなり、AEAJの認定スクールに通いました。アロマテラピーアドバイザーを取得して一通り精油の知識を得ると、今度はその「組み合わせ」に興味が出てきて。精油の成分や効能はネットで調べることもできますが、組み合わせの手法は意外と情報が見つからないんですよね。そこでアロマブレンドデザイナーの講習を受講。異なる精油同士をブレンドすることでイメージした香りが作れたり、そこに別の精油を混ぜるとまた新しい香りになったり、1本の精油の可能性ってすごいなと思いました。基本的な香りの方程式を覚えれば、市販のブレンド精油の香りも再現できるんです。使い切れずに家で眠っている精油などもブレンドの知識で生まれ変わらせたり……そんな情報も、WEBショップを通じて発信していきたいと思っています。

思い通りにならないときほど、
アロマで気分を切り替える

香りで気分を切り替えられるようになってからは、生活のリズムや、人やモノへの接し方が変わったように感じています。特に子育ては自分の思い通りにならないことばかりで、そんなときは迷わずアロマに助けてもらいます。例えば、子どもが通う学校の関係で「気が進まないな」と思うようなことにも、ローズマリーの香りなどでシャキッと背筋を伸ばして前向きな気持ちで取り組めたり、子どもの寝起きが悪くぐずぐずしているときには、アロマストーンにさっと柑橘系の精油を垂らして近くに置いてあげたり。香りがあることで、自らやる気を出してくれたりするんですよ。アロマを取り入れることで、いつも何かに追われているような感覚や心の小さな葛藤は、ほんの些細なストレスが重なっていただけなんだなと気づくと同時に、日常に穏やかさを取り戻すことを助けてくれています。

すべては小さな一歩から

自分の世界を少しだけ広げたい、家庭の中だけでなくもっと社会と関わって生きていきたい、と一歩踏み出したことからWEBショップを開業することになりましたが、ゼロから始めたビジネスを気負わずにマイペースでできているのは、出会った方々からいい刺激をもらっているお陰です。仕事や新たに始めた習い事を通して、さまざまな年代・職業の方とお会いする機会が増え、皆さんから人生の楽しみ方・輝かせ方を学んだ気がしています。WEBショップの運営では、相手の顔が見えない分コミュニケーションが難しいところもありますが、失敗も誠意をもって対応することで、逆にお客さまとの心の距離が近づいたりすることも。また、何より自分自身が楽しんで仕事と向き合えるように心がけています。家庭と仕事のちょうどいいバランスを探しながら、アロマと一緒にこれからの人生を歩んでいきます。

※記事はすべて取材当時の情報です。

プロフィール

渡邊瑞江さん

千葉

  • WEBショップ経営
  • アロマブレンドデザイナー
  • アロマハンドセラピスト

38歳の時にアロマテラピー検定1級を取得。39歳でアロマテラピーアドバイザー、アロマブレンドデザイナー、アロマハンドセラピストを取得。子育て中に出合ったアロマテラピーがきっかけでWEBを通じたアロマの情報発信やアロマグッズ販売を開始。

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