2016.7.27

アロマテラピーで、
心と身体を楽にするお手伝い。

プロフィール

佐渡けい子さん

東京

  • シンシア・ガーデン スパ 店長
  • アロマセラピスト

29歳の時にアロマテラピー検定1級およびアロマテラピーアドバイザー取得。30歳でアロマテラピーインストラクター、31歳でアロマセラピスト取得。

店舗で過ごすお客さまの
一瞬一瞬を大切に

「心と身体が、ちょっと疲れている」という方がとても増えましたね。ここに来れば気持ちが癒される、身体が楽になる方法が見つかるんじゃないかと思っていらっしゃる方が多いので、そうした期待にどうお応えしていくか、スタッフ全員で日々考えています。アロマトリートメントの技術や商品の品揃えももちろん重要ですが、お客さまがお店に一歩踏み入れたときから帰るまでの、一瞬一瞬を大切に考え、お迎え・挨拶・お見送りは特に心を込めて行っています。扉を開けた瞬間、お客さまがぱっと明るい気持ちになれて、「来てよかった」と思って帰っていただける。そんな場所でありたいと思っています。

香りに包まれた途端、
「アロマを仕事にしたい」と感じて

以前は美容室のレセプションをしていました。スタイリストに直接言えない要望などを私の方で汲み取って伝えたり、お店とお客さまをつなぐパイプ役として、どうしたらお客さまが喜んでくれるか、もっと満足していただけるかを考えていました。そうした経験は今でも私の接客の原点になっています。
アロマセラピストを目指したきっかけは、友人に誘われて訪れたスパで、アロマトリートメントの気持ちよさに目覚めたことでした。人に話すと笑われますが、香りに包まれた瞬間「アロマと恋に落ちた」って感じです(笑)。すぐに学校に通い始めて知識が深まると、アロマテラピーを感覚だけではなく、理論的にも理解できるようになって。アロマテラピーを仕事にしたいという思いが確信に変わりました。

アロマテラピースクール時代の
人脈が、道を照らしてくれた

資格取得後、アロマセラピストとしての仕事探しは大変でした。ほとんどのサロンでは“経験者”が求められていて、すぐには希望するような仕事に就けませんでした。それでも好きな道で働きたいという思いで、マッサージサロンで経験を積むなどできることをやっていたら、AEAJの認定スクールで出会った友人が声を掛けてくれたんです。元々運営していたサロンの新店舗を出すことになり、「アロマセラピストとして入ってほしい」と言われて。ハードな試験勉強も一緒に乗り越えた仲間たちと理想のアロマテラピーを広める活動ができたことは、とても幸運でした。そこで数年アロマセラピストとして働きながら、併設していたスクールの手伝いや営業にも関わり、そうした経験が今の店舗運営にも役立っています。

調和のとれたライフスタイルを
提案していきたい

アロマセラピストという仕事は、頭で考えていたよりずっと難しい仕事でした。人の肌に触れると相手の気持ちがダイレクトに伝わりますので、お客さまの疲れた心は、自分自身が元気じゃないと受け止めきれないんですね。自分で自分をきちんと癒せるようなライフスタイルを実践してお客さまをお迎えし、トリートメントしたあとに心からの「癒された」という言葉をいただけたとき、アロマテラピストになって本当に良かったと思います。
いま、資格で学んだ知識がベースとなり、お店で取り扱う商品の香りの監修に携わったり、心や身体のバランスを整えるワークショップを行ったりもしています。調和のとれたライフスタイルの提案で、ひとりでも多くのお客さまの心と身体が軽くなれるよう願っています。

※記事はすべて取材当時の情報です。

プロフィール

佐渡けい子さん

東京

  • シンシア・ガーデン スパ 店長
  • アロマセラピスト

29歳の時にアロマテラピー検定1級およびアロマテラピーアドバイザー取得。30歳でアロマテラピーインストラクター、31歳でアロマセラピスト取得。

おすすめのインタビュー