息子のアトピーに悩み、不安やストレスを感じたことがきっかけで心理学を学び始め、その中でも「五感を活かす」生理心理学に惹かれるうちにアロマテラピーと出合いました。嗅覚を刺激することで日常の生活に潤いを与えたり、子どもがいても安心して活用できたりするところにアロマテラピーの可能性を感じ、勉強を始めたらすっかり夢中になってしまって。アロマテラピー検定からアロマテラピーインストラクター、アロマセラピストまで一気に資格を取得しました。今ではアロマテラピーが私の生活の一部になっています。
アロマテラピーインストラクターの資格取得のために通っていたスクールでは、スプレーやジェルといったクラフト作りの実習があり、それが想像以上に楽しかったんです。肌の弱い息子に市販の虫よけスプレーなどは使えなくて困っていましたが、勉強したおかげで基材や成分を自分で選べるようになり、いろいろなものを手作りできるのがとても嬉しくて。それで、トリートメントもやってみたいと思うようになり、アロマセラピストに挑戦することにしました。
子育てをしながらの勉強は本当に大変でしたが、解剖生理学などを通じて副交感神経、皮膚の構造などを学んでいくうちに、自然療法ってすごい、と改めて思うようになりました。あのとき学んだ知識が、家族の体調管理にとても役立っています。
今は、花粉症の時期にユーカリやペパーミントを使ったルームスプレーを作ったり、息子用に保湿クリームを手作りしたりと、自宅でアロマテラピーを楽しむことが多いのですが、これからはトリートメントをもっとやってみたいです。特に、働く人のストレスマネジメントにアロマを役立てたいので、昼休みのオフィスに出張アロマテラピートリートメントなんてどうかな、と考えているところです。