STORY01

香りが気持ちに及ぼす影響に興味があります。就職した会社の仕事が合わず転職を考えていたところ、よく石鹸を買っていたお店でたまたまスタッフの募集をしていて、そこで働きはじめたのが香りに興味を持つキッカケになりました。今でもそのお店の香りに触れると、働いていた時の接客モードに自然と切り替わるんです。香りのスイッチで人が態度変容を起こすという点に面白さを感じてアロマの世界に入りました。

STORY02

ショップで働きはじめて、お客さまとの会話のキャッチボールが楽しいと感じました。自分の仕事が誰かの役に立ち、喜んでくれる人がいるということが実感でき、以前の仕事では得られなかったやりがいを得ました。ただ、接客中もレジに呼ばれ、お客さまをお待たせすることもあったりして、ひとりひとりにもっと丁寧に接したいというジレンマが生まれました。一対一で向き合えて香りに関連した仕事をと考えた時、アロマセラピストが浮かびました。そこで、まずはトリートメントを受けてみようと思ったら、男性が受けられるアロマテラピーサロンがなかなか見つからない。やっと探し当てて受けてみたら、とてもよかった。そこで、これはビジネスとしても開拓の余地があるなと思いました。ところが、男性がアロマセラピストになることはサロンを見つけるよりも難しかった。男性の入学志望者を受けつけてくれる学校が当時はまだ少なかったのです。また、基本的に女性の身体やメンタルに働きかける内容を勉強する機会が多かったので、実感として理解できない点に難しさを覚えたりもしました。ただ、人の話に耳を傾けるのが好きだったり、目の前の人に何が出来るんだろうという視点で行動する自分の性格はアロマセラピストに向いているのではと思っています。

STORY03

アロマ関連の会社勤務を経て、母親の実家の近くにサロンをオープンしました。定番のメニューもありますが、お客さまそれぞれの状態に合わせた施術を紹介できるように心がけています。このエリアは下町で高齢の方も多く、おしゃべりがしたくてサロンを訪れるという方もいらっしゃいますから、お客さまのペースに合わせたサービスというのも大切になります。また、ここ2年ほどで男性のお客さまも増えました。男性は女性よりも気分転換が下手で、知らず知らずのうちにストレスを溜めている傾向があります。同じ男性の目線で悩みを聞き、アドバイスしているうちに、リピートしていただけるようになりました。今では地元で口コミが広がり、絶えずお客さまが来てくださるようになりました。自分なりに工夫して、技術だけではなくサロンにいらっしゃる時間すべてに満足していただけるように努力しています。

STORY04

アロマテラピーのスクールで講師の仕事もしていますが、男性が教えるというと、最初は生徒さんにも驚かれます。もちろん性別を意識しないというわけにはいきませんが、学生時代の塾講師のアルバイト経験も活かされているのか、自分に合っている仕事だと感じています。私自身は、性別に関係なく、多様な経験や視点を持って講師という仕事に臨むよう努めています。

AEAJ 公益社団法人 日本アロマ環境協会

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