3.自分だけのアロマフレグランス
天然香料を組み合わせてオリジナルのアロマフレグランスを作ってみましょう。自分が身にまとう香りを選んでいく作業というのは、今までの自分の歴史、感情、嗜好など、自分自身を見つめなおすよいきっかけにもなりますよ。
2012年1月にフレグランスメーカー セントネーションズを立ち上げ、数多くの著名人やスポーツ選手、ブランドとのプロデュース商品を手がける。
慣れ親しんだ心地よいフレグランスを使えば落ち着き、少し背伸びしたような香りを身にまとえば、背筋が伸びるような感覚に。いろいろな場面で自分の気持ちに合わせてフレグランスを味方につけることで、心の波をコントロールできます。
自然が作り上げた香りには、それ自体に奥行きがあり、深みがあります。だからこそ、人の心をぐっとつかむような不思議な力を持っているのです。天然の植物の香りを用いるアロマテラピーは、その力を活かした療法ともいえますね。
天然香料を組み合わせてオリジナルのアロマフレグランスを作ってみましょう。自分が身にまとう香りを選んでいく作業というのは、今までの自分の歴史、感情、嗜好など、自分自身を見つめなおすよいきっかけにもなりますよ。
フレグランスプロデューサーとして、数多くのフレグランスの制作を手掛ける石坂さん。講座では、「自分らしく輝く」をテーマに、フレグランスの使い方や、香りの創り方についてお話しいただきました。
フレグランスのメリットのひとつは、他者への印象を良くするということ。香りの好みで相性がわかるといわれているように、他者との関わり合いの中で香りというのはとても重要なツールのひとつだそうです。
ふたつ目は、自分へのマインドコントロールの効果。たとえば慣れ親しんだ心地よいフレグランスを使えば落ち着き、少し背伸びしたような香りを身にまとえば、背筋が伸びるような感覚に。いろんな場面で自分の気持ちに合わせてフレグランスを味方につけることで、心の波をコントロールできるそうです。
香りを通して、小さな幸せや喜びを日常の中に散りばめることで、人生がとても豊かになる、と石坂さん。香りはまさに心の栄養で、ぜひ心が満たされていく感覚を知っていただきたい、と力強くお話しいただきました。
現在のトレンドとして天然香料のみを使ったフレグランスが増えてきていて、石坂さんも天然香料のフレグランスをプロデュースしたご経験があるそうです。
天然香料は産地や時期によって微妙に香りが変わる、まさに自然の恵みです、と石坂さん。天然ならではの奥行きがあり、香りに深みがある。心をぐっとつかむような力強さがあるのだとか。
嗅覚を通じて本能や記憶に直接訴えかけて、頭で考えるよりも先に感情が動いたり、忘れていた昔のことを思い出したりする。これが香りのすごいところだそうです。
自分が身にまとう香りを選んでいく作業というのは、ある意味自分を見つめ直す作業。ただ、どうしても自分の好きな系統の香りばかりを選びがちで、気づくとその香りの存在が当たり前になってしまう。そうすると、ちょっと元気が出たり、気持ちが引き締まったり、大切な誰かを思い出したりといった、香りがもたらしてくれる幸せな瞬間を感じづらくなってしまうので、できるだけ好き嫌いせずにいろんな香りと出合うことが大切だそうです。
トップ
オレンジ・スイート
ジュニパーベリー
ミドル
ゼラニウム
フランキンセンス
ベース
ベンゾイン
パチュリ