Botanical Beauty Bar

スキンケアのための植物図鑑

スキンケアに役立つ植物をご紹介。
エキスとして、芳香蒸留水として、香りとして-。
さまざまな使用方法で取り入れてみましょう。

  • アルテア

    乾燥

    マーシュマロウとも呼ばれ、マシュマロの原料であった。根や葉からエキスを抽出し、食用・薬用として古くから用いられる。

    アルテア
  • アロエベラ

    乾燥 肌荒れ

    古来から広く使われている植物で、葉からエキスを抽出。葉の中にあるゲルは、痛みや火傷への有用性が示唆されている。

    アロエベラ
  • アルガン

    乾燥 エイジング

    モロッコの砂漠地帯に自生する。種子から抽出したオイルはビタミンEを豊富に含み、抗酸化・血行促進作用などで知られる。

    アルガン
  • オリーブ

    乾燥 ゴワつき

    古代エジプト時代から利用されてきた植物。果実から抽出したオイルはオレイン酸を多く含み、酸化しにくい特徴がある。

    オリーブ
  • カレンデュラ

    肌荒れ

    キンセンカとも呼ばれ、花または全草からエキスを抽出。抗酸化作用で知られるフラボノイドを含む。

    カレンデュラ
  • ジャーマンカモミール

    乾燥 肌荒れ

    花から精油と芳香蒸留水、エキスが得られる。消炎作用を持つビサボロールを含み、化粧品には「カミツレ花油」「カミツレ水」「カミツレ花エキス」の名で配合される。

    ジャーマンカモミール
  • セイヨウオトギリソウ

    エイジング 肌荒れ

    全草から抽出したエキスは「セントジョーンズワートエキス」とも呼ばれる。抗酸化作用を持つフラボノイド、収れん作用を持つタンニンを含む。

    セイヨウオトギリソウ
  • セイヨウノコギリソウ

    肌荒れ

    別名ヤロウ。全草からエキスを抽出する。香り成分を抽出した精油には、消炎作用のあるアズレンが含まれる。

    セイヨウノコギリソウ
  • ゼラニウム

    皮脂 肌荒れ

    葉から香り成分を抽出した精油には、皮脂バランスの調整や消炎の働きがあるといわれる。化粧品には「ニオイテンジクアオイ油」の名で配合される。

    ゼラニウム
  • ティートリー

    ニキビ

    葉から香り成分を抽出した精油は消炎作用で知られ、ニキビを抑える効果が確認された実験もある。スッとするシャープな香り。

    ティートリー
  • ニュウコウジュ

    エイジング

    樹脂から抽出した精油は「フランキンセンス」として知られる。肌の炎症を抑え、修復する作用があるといわれている。

    ニュウコウジュ
  • ハトムギ

    乾燥 肌荒れ

    種子からエキスを抽出。肌のうるおいをサポートするアミノ酸、肌の新陳代謝を高めるといわれるコイクセノライドを含む。

    ハトムギ
  • ハマメリス

    肌荒れ

    全草または葉から抽出したエキスは「ウィッチヘーゼルエキス」とも呼ばれる。ニキビなどの炎症をやわらげる働きで知られている。

    ハマメリス
  • ビターオレンジ

    乾燥 ゴワつき

    花から精油と芳香蒸留水、エキスが得られ、肌のターンオーバーを整える働きがあるといわれる。精油は「ネロリ」と呼ばれ、華やかな香りが古くから愛されている。

    ビターオレンジ
  • ホホバ

    乾燥

    アメリカ南部やメキシコの砂漠地帯に自生する植物。種子から抽出したロウ(ワックス)は肌になじみやすく、酸化しにくいため広く使われている。

    ホホバ
  • ラベンダー

    乾燥 ニキビ

    花と葉から香り成分を抽出した精油は、高い抗菌作用・消炎作用を持ち、ニキビケアや保湿にも用いられる。やや甘い草原のような香り。

    ラベンダー
  • ローズ

    乾燥

    花から精油と芳香蒸留水、エキスが得られる。高貴な香りから「精油の女王」ともいわれ、クレオパトラが美容に用いていたことでも知られる。

    ローズ
  • ローズマリー

    エイジング 肌荒れ

    葉から精油を、全草からエキスを抽出。抗酸化作用の高いポリフェノールの一種ロスマリン酸を多く含む。清涼感のあるスーッとした香り。

    ローズマリー

参考文献
『ナチュラルビューティスタイリスト検定 公式テキスト』
(公益社団法人 日本アロマ環境協会)
『アロマテラピー検定 公式テキスト 1級・2級』
(公益社団法人 日本アロマ環境協会)