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仕事と子育てで忙しく、自分のことを振り返る余裕のなかった40代初めごろ、身体を壊してしまったことがあったんです。幸い、手術をしてしばらくしたら動けるようになりましたが、長引く入院生活で気持ちも落ち込みがちでした。そんなとき、お見舞いにアーティフィシャルフラワー(造花)をいただいて。感染症のリスクから生花の持ち込みが禁じられていたためアーティフィシャルフラワーだったのですが、その鮮やかな色彩にずいぶん救われました。ぱっと華やいだ病室を見たら、生きている実感がわいてきたんです。また、以前は気分転換に香らせる程度だったアロマにもすごく癒されて。病院にもいろいろな「におい」がありますが、「香り」とはまったく別物なんだと改めて気づき、脳を刺激し、気持ちを前向きに変えてくれるアロマテラピーの力を強く感じました。

退院後、療養中に感じた“色と香り”が気持ちにもたらす変化について、多くの人と分かち合いたいと思うようになりました。そこでアーティフィシャルフラワーとアロマを本格的に勉強し、(花の)色とアロマで暮らしに彩りを添える教室をオープン。アーティフィシャルフラワーのアレンジを飾ったり、そこにアロマをプラスしたり、香りに興味を持った方にはアロマのレッスンも行っています。はじめは友人や知人ばかりでしたが、SNSで発信するうちに私のことを知らない方も学びに来られるようになり、そんなときは知識を身に付けた証の資格が、名刺代わりとなって役立っています。

レッスンで作ったアーティフィシャルフラワーを自宅に持ち帰ると、花の色やイメージに合わせて「ランチョンマットやクッションカバーも変えたくなる」という話を生徒さんからよく聞きます。壁紙や家具を替えるのは大変ですが、ちょっとした小物を加えたり、花を置くついでに周りを片付けたり……そうした小さな変化が気持ちに与える影響って、意外と大きいんですよ。また、日本には四季折々の行事がありますよね。桃の節句にお雛様を飾るのはちょっと大変ですが、桃の花を玄関に飾るだけで「ああ、春だな」ってちょっと立ち止まれるんです。それがアーティフィシャルフラワーなら“ポン”と置いて、終われば仕舞って次の年も楽しめるので、多忙な方にも手軽に楽しんでもらえます。アロマと組み合わせれば、香りと一緒に楽しみ方も広がります。何もしなければ、何も感じないまま季節は流れていきますが、花を置く、香りをまとわせる、ただそれだけで心の余裕や豊かさはずいぶん違ってくると思います。

あるとき、お母さんばかりが集まったレッスンがあり、思春期の男の子と向き合う難しさを語り合いながらアロマのトリートメントオイルを作りました。その後、運動して帰ってきた息子さんにクールダウンする香りでトリートメントをしてあげたら、「しばらく会話がなかったけれど久しぶりに笑い合って、家の中も明るくなった」とご報告いただいて。私も3人の子どもを持つ親としてその気持ちがよく分かり、アロマがつなぐ縁のようなものを感じました。
アロマテラピーは、科学的な研究も進んでいる自然療法のひとつであり、そこに大きな魅力を感じます。100%自然由来のものを使うからこそ私も自信を持って勧められますし、家族や教室にいらっしゃる皆さんの毎日の笑顔につながれば、という思いでレッスンしています。

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AEAJ 公益社団法人 日本アロマ環境協会

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