2016.3.30

学び続け、動き続けて見つけた
アロマテラピーと生きる道。

プロフィール

高松有紀子さん

東京

  • アロマテラピーインストラクター
  • アロマセラピスト

35歳でアロマテラピー検定1級およびアロマテラピーアドバイザー取得。37歳でアロマテラピーインストラクター、39歳でアロマセラピスト取得。アロマテラピーが学べる教室とアロマテラピートリートメントが一体となったサロンの立ち上げを目指し学び続けている。

「知りたい」から「伝えたい」へ

母がガーデニング好きで、植物に囲まれて育ったためアロマは身近でしたが、本格的に学んだのは大人になってからでした。仕事のストレスで不眠に悩まされたときアロマテラピーに助けられたのをきっかけに、「一度きちんと勉強してみよう」と、アロマテラピースクールに通いました。
もともとアロマを仕事にしたいと思っていた訳ではないので、アロマテラピーアドバイザーを取得して満足していたのですが、友人たちからのアロマに関する質問に答えるうち、「アロマテラピーの魅力をもっと伝えたい」と思い始めたんです。人に伝えられるようになるためにしっかりと知識を身につけようと、アロマテラピーインストラクター資格取得を目指して再びスクールに入りました。

自分なりのアロマテラピーを追求して

アロマテラピーインストラクター試験を終えた日、やっとアロマテラピーの世界の入り口に立った気がしました。同時に、アロマテラピーのホリスティックなアプローチ※は、肌に触れるアロマテラピートリートメントがあって初めて完成するのだから、アロマテラピーを伝えていく上ではアロマセラピストの知識や経験も必要だと気づいたんです。それからすぐに、最後のピースを埋めるような気持ちでアロマセラピストの勉強を始めました。会社員を続けながら、AEAJが配信している求人情報に登録してアロマイベントの講師役をしたり、友人を集めてアロマ教室を開いたりして「人に伝える」経験を積みました。そのうちに、女性誌で香りのことを語る機会をいただいたり、スクール講師の仕事を紹介されたりと、だんだんとアロマで活動できる場が増えていきました。

経験から学んだ、
学び、動き続けることの大切さ

現在は会社をやめ、アロマテラピーを教える仕事を中心に活動していますが、何も予定が入らないと不安になることもあります。そういうときは立ち止まって考え込まずに、苦手なことや足りないスキルを磨く時間ととらえ、とにかく前進するように心がけています。「人に伝える」ことが仕事なので、休みの間でも伝える言葉を忘れてしまわないように会話力を磨いたりします。知り合いの接骨院を手伝いに行き、患者さんと自然療法の話題で盛り上がり、資格の勉強で学んだコンサルテーションの大切さを思いがけず実感したことも。焦らず学び続け、動き続けること。それがモチベーションを保つことにも繋がっています。

「伝えたい」想いを形にして
広めていくために

時には疲れて、「私、なんでこんなに頑張っているんだろう……」という気持ちになってしまうこともあります。そんなときはアロマを仕事にしていることをいったん忘れて、純粋に“アロマテラピーが好きな自分”に戻ります。自分や家族を笑顔にしてくれるアロマテラピーの存在に癒されると、「アロマテラピーの魅力をもっと伝えたい」という原点に帰ることができ、元気が湧いてくるのです。
今の目標は、アロマテラピーが学べる教室とアロマテラピートリートメントが一体になったサロンをつくること。アロマテラピーのホリスティックな魅力を伝える、という道筋を目に見える形にすることで、広げる仕組みをつくっていきたいと思っています。

※アロマテラピーのホリスティックなアプローチ・・・身体に起こるトラブルを、部分的にではなく、心理面や体質を含めた全身的、全人格的なものとしてとらえ、アプローチすること。

※記事はすべて取材当時の情報です。

プロフィール

高松有紀子さん

東京

  • アロマテラピーインストラクター
  • アロマセラピスト

35歳でアロマテラピー検定1級およびアロマテラピーアドバイザー取得。37歳でアロマテラピーインストラクター、39歳でアロマセラピスト取得。アロマテラピーが学べる教室とアロマテラピートリートメントが一体となったサロンの立ち上げを目指し学び続けている。

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