2014.6.6

アロマを原点とした
ホリスティックケアサロン。

プロフィール

大谷季子さん

東京

  • サロン経営
  • アロマセラピスト

28歳でアロマテラピーアドバイザー、29歳でアロマテラピーインストラクター、33歳でアロマセラピスト取得。35歳の時にホリスティックケアサロンを開業。

旅先でトリートメントと出合い、
人の身体を癒す仕事を目指すように

20代前半は、OLをしながら雑貨屋でのアルバイトもするハードな毎日でした。いつも身体の調子が悪く、肌トラブルも気になっていたとき、気分転換にと旅した沖縄で受けたアロマテラピートリートメントに驚きました。これまで経験したことのない安らぎに出合ったのです。その後カナダに留学した際、ホストマザーにタッチケアをしてあげたところとても喜ばれたことから、「人の身体を癒やす仕事もよいかも」と思うようになりました。友人がアロマを勉強していて、とてもイキイキしていたことも刺激になって、帰国後、本格的にアロマテラピーの勉強を始めました。深めていくほどに楽しくなり、アロマセラピストの資格取得後はサロンに就職。スキルを磨き、2年前に念願の自分のサロンをオープンしました。

壁を乗り越えるチカラとなったのは、
家族のサポートとアロマへの想い

ところが、いざ開業すると経営の難しさに直面してしまって……。乗り越えられたのは、家族のサポートと「アロマテラピーの魅力をたくさんのお客さまに伝えたい」という強い気持ちがあったからだと思います。起業セミナーに通い、話し方や表情の作り方を学んだり、認定心理士の資格を取るなど、サロン経営に必要と思われる勉強も続けてきました。でも何より、どんな苦しい状況でも、お客さまひとりひとりに心を込めて施術を続けたことが、今に繋がったのだと思います。

深めれば深めるほど、
アロマの可能性の大きさに驚く

現在は、アーユルヴェーダなども取り入れ、ホリスティックビューティを目指すサロンとして展開しています。実はアーユルヴェーダもアロマテラピーを通して知ったのですが、学べば学ぶほどアロマテラピーの間口の広さ、奥深さに驚かされます。

新たな目標はカフェ併設型サロン。
次の夢への一歩を踏み出しました

最近は“食”に関する勉強も始めました。施術後にお出ししているマクロビオティックのデザートが思いのほか好評で、ベジタリアンを意識したカフェをサロンに併設したいという新たな夢が芽生えてきました。
とはいえ、やはり私の原点はアロマテラピーです。お客さまが香りを選ばれるときの笑顔や、やすらいだ表情を見ると本当にうれしいですし、私自身も精油の深い香りで心が落ち着き、仕事への活力が生まれます。アロマテラピーは、私の人生に欠かせないもの。これからもずっと一緒に歩み続けるつもりです。

※記事はすべて取材当時の情報です。

プロフィール

大谷季子さん

東京

  • サロン経営
  • アロマセラピスト

28歳でアロマテラピーアドバイザー、29歳でアロマテラピーインストラクター、33歳でアロマセラピスト取得。35歳の時にホリスティックケアサロンを開業。

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