2016.6.14

子育て中も、
私らしくアロマで深呼吸。

プロフィール

上田万由子さん

東京

  • フリーアナウンサー
  • アロマテラピーアドバイザー

28歳の時にアロマテラピー検定1級およびアロマテラピーアドバイザー取得。睡眠のリズムを整えるためにアロマテラピーを始め、現在は家族と過ごす時間や子育てにもアロマテラピーを活用。

声を通して、
リスナーさんに安心を届けたい

以前ラジオ局で朝番組のパーソナリティを務めていたとき、「ちょっと体調が悪いな」という日は、リスナーさんから「元気ないね、大丈夫?」というFAXをいただいたりして、映像がない分「声を通してすべての情報が伝わるのだな」と日々感じていました。声は心理状態を表し、ラジオはそれを敏感に伝えるメディア。だからこそリスナーさんとの距離も近くなり、心のつながりが生まれるんです。ラジオを聴いてくださる方が、私の声で安心したり、リラックスしてくれたらうれしいなという想いで、毎日マイクに向かっていました。なかなか緊張が解けないときは、ハンカチに含ませたアロマを嗅いで、心と声を落ち着かせてから本番に臨むようにしていたんですよ。

アロマは娘と過ごす時間を
豊かにしてくれるアイテム

局アナ時代は勤務時間が不規則で、睡眠のリズムを整えるためアロマテラピーを始めましたが、いつの間にか生活の一部になっていました。現在は会社を辞め、フリーランスで仕事をしながら家族との時間も大切にしており、アロマは娘と過ごす時間を豊かにしてくれる大切なアイテムです。お風呂上がりや夜眠りにつく前、アロマを香らせながら一日の出来事を話し合ったり、足のツボを押してあげたり。スキンシップを通じて、小学校に入学したばかりの娘の緊張や不安がほぐれていく気がします。
旅先でラベンダー畑を訪れたときは、「この香り、知ってる」と母娘で盛り上がりました。アロマを通して植物に興味を持つことも多く、言葉では説明できない自然の力を、子どもなりに五感を使って学び取ってくれているのだなと感じます。

香りは、目に見えない心遣い

家族で箱根の旅館を訪れたとき、入り口に立った瞬間ふわっといい香りがしたんです。オリジナルのアロマだったのですが、その旅館の“おもてなし”を感じ、香りは目に見えない心遣いなのだな、とハッとしました。自分もそうした心遣いを、周りの人にできるようになりたい。そんな心遣いの連鎖が生まれたら、きっともっと気持ちよく暮らせると思うんですよね。駅の地下道のような無機質な場所でも、ちょっと一息つける空間を作って、そこにアロマがあれば、都会の雑踏の中にも和やかな時間が生まれるんじゃないかと思います。

肩ひじ張らずに、私らしく生きるコツ

子育てをしていると気持ちの余裕がなくなるときがあって、呼吸するのを忘れていたりするんです。「あれ、私いま息をしていた?」って。そんな時は、アロマのチカラを借りながら深呼吸します。そうすると、ちょっと自分を俯瞰して見ることができて、自然と気持ちが落ち着いてきます。お母さんだって、子どもの前でいつも完璧でいられるわけではありません。ささいなことで怒ったり、失敗したりの繰り返しです。でもそんな自分を受け入れ、いたわる時間をアロマで作ってあげる。そうすると、忙しい毎日が一層愛おしく思えてくるんです。
時々、アロマで深呼吸。それが肩ひじ張らずに私らしく生きていけるコツなんじゃないかなと思っています。

※記事はすべて取材当時の情報です。

プロフィール

上田万由子さん

東京

  • フリーアナウンサー
  • アロマテラピーアドバイザー

28歳の時にアロマテラピー検定1級およびアロマテラピーアドバイザー取得。睡眠のリズムを整えるためにアロマテラピーを始め、現在は家族と過ごす時間や子育てにもアロマテラピーを活用。

おすすめのインタビュー