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14歳のとき、憧れていた女優さんに会いたい一心でオーディションを受けてグランプリを受賞、何も分からないまま映画やドラマの世界に飛び込みました。華やかな人たちに囲まれてワクワクする一方、最初の頃は心細くて、毎日泣いていましたね。大きなスクリーンに映った自分を見てはじめて、「これが私の仕事なんだ」と覚悟を決めました。女優業と平行してバラエティ番組にも出演したり、20代まではとにかく忙しくて、自分に何が向いているかとか、どんな風に成長したいかとか、考える時間もなかったです。30歳を超えてやっと気持ちに余裕ができ、美容や健康に関することを極めてみたいなと思うようになりました。学校の勉強はあまり好きになれなかったけど、興味のあることはとことん追究するタイプなので、いまやっと自分の世界を見つけられたかな、と感じています。

香りは“自分の一部”みたいに感じていて、香りがないと、本当の自分ではないような気持ちになります。洋服と同じように、好きな香りを身につけていると落ち着きますし、シチュエーションや気分によって香りを変えることで、自分の違った一面に気づくこともあるんです。人前に出る仕事なので、私自身つねに進化することを心がけていますが、新しい香りを試すときは「新しい自分」に出会えるんじゃないかなと期待しています。香りが好きだから自然とアロマテラピーに行き着いたのだと思いますが、友人と精油を選んでいると、香りの好みが人それぞれ全く違うことにいつも驚きます。年齢を重ねるにつれて好きな香りが変わってきていて、昔はとにかく甘い香りが好きだったのですが、今はスッキリとしたシンプルな香りに魅かれます。いまこの瞬間の自分に合う香りを見つけるのも楽しいし、これからも好みが変わっていくんだろうなと思うと……香りって本当に奥が深いですね。

2年程前に骨折を経験して、半年くらい右腕が使えなかったことがあるんです。リハビリを始めても、まるで腕が使い方を忘れてしまったように動かなくて、肉体的な痛みとともに、精神的にもすごく辛い時期があって。腕が動かせないストレスでお腹が痛くなったり、食欲がなくなったりもしたのですが、そのときアロマにすごく助けられました。ラベンダーの香りが痛みを忘れさせてくれたり、リビングやバスルーム、トイレなど場所ごとに違う香りを置いて気分転換したり。心も身体も、癒されましたね。
仕事に行くときは、ラベンダー精油を必ずバッグに1本入れておきます。私にとって一番落ち着く香りで、嫌なものを払い除けてくれるお守りみたいな存在です。集中したいときはユーカリとペパーミントの精油をブレンドして嗅いだり、ドラマの撮影などでは次から次へとシーンが変わるので、頭や気持ちの切り替えにグレープフルーツやレモンなどかんきつ系の香りでリフレッシュしたりしています。

身体にいいものが好きだったり、自然のものを取り入れたいと思うのは、母の影響かもしれません。母は、いつも安全で手作りのものを食べさせたいと、無農薬の野菜をピクルスにしたり、庭で育てたハーブを料理に取り入れたりしていました。今は、母が摘んできてくれるローズマリーとカットしたレモンを一緒にグラスに入れ、新鮮なハーブウォーターを楽しんでいます。
アロマって、知らないと「ちょっと面倒くさいな」と思う人もいるようですが、実際に香りを嗅ぐと「こんなにいい香りなんだ」ってびっくりされることが多いです。そういうときは、「簡単にできるんだよ」と家までディフューザーを持って行って教えるようなタイプなんです(笑)。アロマのよさをみんなに知って欲しいし、そのためにもっと知識を深めて、いつかワークショップを開いてみたいなと考えています。

AEAJ 公益社団法人 日本アロマ環境協会

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