3.アロマスプレーでONとOFFの切り替えを
朝や昼にスッキリしたいときにはONアロマ、夜リラックスするときにはOFFアロマを。シュッとひと吹きすれば、スイッチのように気持ちの切り替えができるはず。
睡眠改善インストラクター。「美は自律神経を整えることから」を掲げ、生活習慣改善サロンFluraを主宰。睡眠や入浴など日々のルーティンを見直すことで美人をつくる「うっとり美容」を指導。のべ約1000名 の女性の悩みを解決し、現在は4カ月先まで予約待ち。講演活動やweb連載のほか、テレビ・雑誌でも活動中。
太りやすい、冷えや肌荒れなどのお悩みの原因のひとつには、自覚なく起こり得る「体内時計の乱れ」があります。内側から輝く美しいカラダ作りには、体内時計を整えることが近道です。
活動する時は交感神経が、リラックスするときは副交感神経が働きます。体内時計を整えるためには、この2つをうまく切り替えることが大切。その切り替えにアロマテラピーが力を貸してくれます。
朝や昼にスッキリしたいときにはONアロマ、夜リラックスするときにはOFFアロマを。シュッとひと吹きすれば、スイッチのように気持ちの切り替えができるはず。
ナイトケアアドバイザー、睡眠改善インストラクターとして、自律神経のバランスが整った女性らしい身体作りの指導を行っている、小林麻利子さん。
AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格を活かして、生活改善に香りを役立てる方法もアドバイスしているそうです。講座では、「ヘルシーボディ」になるための秘訣や、味方となるアロマテラピーの力を教えていただきました。
営業の仕事に就いていた小林さん。朝から夜遅くまで働くハードな日々に心身ともにボロボロの状態となり、ついには自律神経失調症に!何とかしたいと決意して生活習慣を見直し、アロマテラピーを取り入れたことで、心身の回復とともに人生が大きく変わったのだそうです。アロマテラピーの作用を知れば知るほどもっと活用したいと思うようになり、アロマテラピー検定の勉強を始め、アロマテラピーインストラクターの資格まで取得したのだそう。アロマテラピーインストラクターの勉強では、アロマのことはもちろん、健康や食事のことなど幅広い知識を学ぶ事ができたと語っていました。
このとき小林さんが注目、実践したのは、「体内時計を整える」ということ。私たちの身体には、睡眠、体温、ホルモン分泌などそれぞれが最高のパフォーマンスを発揮するための時間軸が備わっており、そのリズムに合わせた生活習慣を身に付ける事が大切だそうです。ポイントは、起きる時間から逆算して自分なりの一日の過ごし方を設定した、「うっとり時間割」をつくることと、それに基づいて「どの時間をどう過ごし、いかにONとOFFをしっかり切り替えるか」ということ。その切り替えにアロマがとても役立つそうなのです。
ONとOFFの切り替えに役立つ「アロマスイッチ」とは、どんな方法なのでしょうか?
小林さんのオススメは、ON/OFF2種類のアロマスプレーを使う方法。
朝の目覚めに活動スイッチをONにしたい時、夜のリラックスタイムにスイッチをOFFにしたい時と、香りを使い分けるとよいそうです。
ON
ベルガモット/グレープフルーツ/ペパーミント
OFF
ラベンダー/フランキンセンス/ゼラニウム