店頭でアロマを焚いていると、通りがかりのお客さまからお声がけいただくことがあります。よくお見かけしていた年配の女性は、「よい香りがするから」と通勤途中にわざわざ店舗の前を通ってくださっていました。そこから会話が広がり、身体が冷えて夜中に目が覚めてしまうというお悩みに、精油の入った入浴料をおすすめしたところ、「朝までぐっすり眠れた」と後で報告してくださいました。また、忙しい仕事の合間に立ち寄ってくださる男性のお客さまなど、日常生活では出会えないようなさまざまな方と時間を共有できることが、接客の仕事のやりがいとなっています。そんな方々の生活の中で、リラックスできるお気に入りの場所になれたら、という想いで毎日ショップに立っています。

以前の職場で、仕事で落ち込んだときアロマのお店に立ち寄ったら、とても気持ちが落ち着くと同時に元気も出たんです。香りがこんなにも人の気持ちを変えるのだと、そのとき初めて知りました。それからアロマテラピーを学び、いつか仕事にしたいと思うようになりました。そして、自然派のスキンケアアイテムや雑貨を扱うマークスアンドウェブに入社。生活に身近な商品を扱っている点と、そこに精油が使われているところに魅力を感じています。香りも商品の重要な要素ですので、より幅広い香りの知識が必要だなと思い、店長になったのを機にアロマテラピーを学び直しました。アロマテラピー検定1級を取得してからは精油の知識も深まり、お客さまにより納得していただける接客に近づけたと感じています。

アロマテラピー検定では香りがどのように私たちの身体や心に働きかけるのかを学びますが、香りだけでなく、毎日肌に触れるものが、無意識のうちに私たちの気持ち、そして結果的には行動を左右していることに気づかされました。そういった観点でスキンケアやボディケアの大切さを見直すようにもなり、私たちがショップで扱っている商品は、お客さまの身体だけでなく、生活にも関わっているんだということを改めて考えるようになりました。

AEAJの機関誌に自社で取り扱っている種類の精油が載っている時には、付箋を付けてスタッフと共有したり、知識を増やすように心がけています。また、以前から日本で作られているものに興味があり、最近は日本の植物から抽出される和精油に注目しています。店頭ではユズなどの香りが和精油として並べられていますが、ヒノキやクロモジなどのウッディ系にもまだまだ知られていない魅力があると思っています。和精油の知識を増やして、いつか商品開発に役立つようなアイデアを提案するのが夢ですね。

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AEAJ 公益社団法人 日本アロマ環境協会

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