教師からアロマテラピーインストラクターになって5年、今、年に1度母校の高等学校で看護科の学生たちにアロマテラピーの魅力を伝えています。最近、ローズマリーやレモンの香りが認知症予防に効果があるとの研究結果も発表され、この分野でのアロマテラピーの活用が期待されます。私が教えている学生たちはまさにその中心で、これからの高齢化社会を支える担い手です。私自身は実際の医療現場には入れませんが、彼女たちが、将来多くの人の痛みや苦しみを緩和するために、私の知識や経験を少しでも役立ててくれるかもしれないと思うと、責任を感じると同時に大きなやりがいを感じます。

アロマテラピーに興味を持ったのは、進むべき方向に迷っていた時でした。自分から何かを「伝えたい」と思ってアナウンサーを志望するも叶わず、小学校の教師になりましたが、想いを諦めきれずにいました。そんな時、アナウンサーを辞めてアロマテラピーの勉強を始めた方の記事を読みました。その方が、私の夢だった仕事を辞めてまで取り組むほどのアロマテラピーの魅力って何だろう、と思ったのが学び始めたきっかけです。その後、知識を深めるうちに、身体の内側からの声を五感で感じ取ることのできるアロマテラピーの奥深さに私も夢中になり、資格取得を目指すようになりました。

教師の仕事と資格の勉強の両立はとても大変でしたが、アロマテラピーで自分の道を見つけたい、という目標に向けて頑張りました。結婚・転居を機に教師を辞め、アロマテラピー関連の仕事を本気で探し始めましたが、求人誌などを見てもなかなか見つかりませんでした。周囲に「アロマテラピーを教えたい」こと、信頼できる協会に所属して資格を取得していることなどを働きかけ、その甲斐もあってか、父の知人から名古屋の美容専門学校での講師の話をいただきました。自宅(浜松)からは遠かったのですが、チャンスだと思ってお受けしました。教師の経験から教えることには自信があるつもりでしたが、壁にぶつかったことも。美容師、ネイリスト、ファッション関係などのさまざまな分野でアロマテラピーをどう活用したらよいのか、限られた授業の時間内では伝えきれないことがたくさんありました。今では授業の後に、一人ひとりからフィードバックをしてもらい、時間外で個人の課題に応えていけるように努めています。

私の教えた生徒たちがアロマテラピーを活用して、それぞれの道でどのように社会に貢献していけるのかを、日々考えながら活動しています。そのように真剣に生徒たちと向き合うことで、私自身の社会貢献にもつながっているように感じます。

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AEAJ 公益社団法人 日本アロマ環境協会

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