STORY01

もともとはキャンドルを作っている会社に勤務しており、天然香料の「アロマキャンドル」を特注で生産していました。アロマに関しては全くの素人でしたが、アロマキャンドルの売れ行きやトレンドを営業の前線で見てきて、この分野への成長性を感じたので、きちんとした知識を身につけようと思い、アロマテラピーインストラクターの資格を取得しました。その後アロマキャンドルに特化した形で昨年の2月に新会社を立ち上げましたが、最近ではニーズも多様化し、ボディケアなどさまざまなアロマ製品を展開しています。

STORY02

僕の好きな香りに「オーアドミラブル」というものがあります。世界最古の香水といわれており、ハーブや薬草を原料として作られたものです。正確なレシピは分かっていませんが、自分なりに精油をブレンドして再現、製品化しました。この香りを紹介するときには、“オーアドミラブル”の意味(=すばらしい水)や、昔は医薬品でもあったという話も織り交ぜます。それぞれの製品の背景には固有の物語があり、製品の魅力の一端を作っています。製品名や成分だけでなく、そのストーリーも一緒に紹介することで、手に取った人に、その製品の魅力がより伝わるのだと思っています。こうしたときにも、資格で得た香りの歴史などの知識が役立っていると感じます。

STORY03

香水は「人に感じてほしい」と思って香らせるものだと思いますが、アロマテラピーを基本とした製品は「自分に香らせる」ものだと思っていますので、使う人のメンタルに響く香り作りを大切にしています。一方で今のビジネスの課題は、香りを製品化する時のプロセスにあります。海外や、日本でも大きな会社ではパフューマ?(調香師)はもちろん、エバリュエータ―(評価者)がいて、香りの商業価値をきちんと精査する仕組みができています。私の会社でも、今後は良い素材で良い製品を作るだけでなく、香りの価値の見極めや楽しみ方の提案まで含めた製品化のプロセスを考えたい。そうすることで、日本にもともとある“香りを楽しむ文化”を、もっと生活に浸透させることができると思っています。

STORY04

空間に香りをつけるという取り組みが少しずつ進んでいて、ショップや企業などでオリジナルの香りを開発しているという話を最近よく聞きます。私たちの事業では、福祉施設でアロマを楽しんでもらうことを進めています。認知症予防にアロマを活用するというニュースなども公にされ、そういった効果を出すことも目的のひとつではありますが、まずはそこに住んでいる方や近隣の方々に居心地のよい空間を提供すること、よい香りがあることでコミュニケーションが活性化するような癒しの空間を作っていきたいと考えています。アロマを通した仕事で、社会とつながる実感を得ています。

AEAJ 公益社団法人 日本アロマ環境協会

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