学生時代、勉強ばかりしていた自分を変えたくて、18才の時にモデルオーディションに応募しました。グランプリを受賞し広告やファッションショーのお仕事をいただくようになったのですが、急に生活が180度変わって、自分でも気づかないうちに疲れを溜めてしまっていたみたいで。そんな時、友人がレモングラスの精油をプレゼントしてくれたんです。それを嗅いだ途端、ゴチャゴチャだった頭の中が整理されて、心が満たされていく感じがしました。香りのするものは昔から好きでしたが、こんなに香りでリフレッシュしたのは初めての経験でした。体調を気遣ってくれた友人の気持ちもうれしくて、以来レモングラスは私のお守りのような精油になっています。

私はどちらかというとリラックスするのが苦手で、スイッチの切り替えがなかなかできないんです。でも、神経が高ぶって寝付けないときなどにオレンジ・スイートの精油を香らせるようにしたら、祖母の家にいるような安心感を覚え、よく眠れるようになって。そういった身体の変化を感じてからは、アロマをもっと知りたくなり、資格の勉強を始めました。
それからは仕事で一日中スタジオにこもりきりのとき、気分の切り替えにアロマのスプレーを使ったり、アロマ化粧水や乳液などを持ち歩いて肌のコンディションを整えたり、生活の中にアロマテラピーを取り入れるようになりました。
また、アロマの消臭スプレーをスポーツジムのロッカーに置いていたら「いい匂いするね」って話しかけられて。美容や健康に興味のある人が集まる場所なので、アロマが脳や皮膚にどう働きかけるかなどを話しているうちに「もっと教えて!」と話が膨らみ、それがワークショップを開くキッカケにもなりました。アロマテラピーの知識を身に付けたおかげで友達の輪が広がり、新しいコミュニティもできたんです。

ワークショップは月に一度、仕事の合間を縫って開催しています。季節やTPOに合わせた手作りコスメとおしゃべりを楽しむ企画です。ワークショップの名前は「vivaliv(ビバリブ)」といって、“最高”という意味のviva と、“生きる”のliveを合わせて「毎日を最高に生きよう」という想いを込めています。日々大変なこともあるけれど、すべてをいい方向にむけるのは自分次第。私にとってアロマは、気持ちを切り替えてくれたり、一歩踏み出す勇気をくれる存在なので、参加者の方にも、変化を怖がらず毎日「今日が最高」と感じて、「明日はまた新しい素敵なことに出合える」という気持ちになって貰えたら、と思っています。

モデルの仕事は、モノや場所の価値を表現したり、ある世界観を作り出すときに媒介としての役割を果たすものだと思っています。それを見た人がワクワクしたり、楽しい想像を膨らませてくれたら最高です。アロマに関しても、香りの心地よさや、植物を感じられる生活の快適さを伝える橋渡し役として、モデルとしての経験が活かせればと思っています。私自身、「いい香りのする小瓶だな」という程度の認識だったアロマが、ここまで私の人生を良い方向に変えてくれるとは思っていませんでした。アロマで前向きな気持ちになり、健康的に生きる気持ちよさに目覚め、新しいコミュニティも広がりました。そうした「アロマのある暮らし」を表現できる本がいつか出せたらいいな、と思っています。等身大のアロマライフを知ってもらい、手にとった人が、昨日より今日の自分をより好きになってくれたら…… 私にとってもすごくハッピーです。

AEAJ 公益社団法人 日本アロマ環境協会

PAGE TOP