2016/08/10

熊本地震ボランティア活動報告

2016年7月23日（土）、24日（日）にボランティア支援部会部員を中心に、AEAJ会員4名の方と一緒に、益城町でボランティア活動を行いました。

熊本市の中心部から車で約４０分、益城町に近づくと周囲の景色は一変し、倒壊した家屋や今にも道路に崩れてきそうな瓦礫、激しく波打った地面に言葉を失います。

最初に伺った益城町総合体育館では、今でも299世帯、827名の方が避難生活を余儀なくされています。私たちはロビーの一角をお借りし、ハンドトリートメントの他、香りのスプレーや香りのうちわ配布、香りの折り紙コップ作りを実施させていただきました。


クラフト作りでは小さな子どもたちが、香りの折り紙を夢中になって作ったり、ハンドトリートメントでは男性やボランティア活動をされている方々にも体験していただきました。

活動2日目は、主に自宅避難者に支援物資の配給などを行っている有志のボランティア団体「IKIMASU.熊本」の本部で、訪れた方々に香りのスプレーを配布。こちらでもハンドトリートメントを行い、物資を受け取りにこられた方や「IKIMASU.熊本」のボランティアスタッフの方にも体験していただきました。

ハンドトリートメントをしていると、震災当時や避難所生活の大変さ、今後の不安などをお話してくださることもあり、コミュニケーションツールとしての重要性を実感します。被災された皆さんがとてもよくお話をされていたことが心に残りました。

現地では、避難所支援・屋外活動・瓦礫等の積み込みなどのボランティアをまだまだ必要としていますし、水や食料などの支援物資を必要としている方も、多くいらっしゃいます。

今後状況が落ち着くにつれて、傾聴や癒しなどの人に寄り添うボランティアもますます必要となってくるのではないでしょうか。

訪問先の施設・団体の皆さま、現地の情報を提供くださり、ありがとうございました。また、活動にご協力くださいました皆さまにも、お礼申し上げます。

活動場所

・益城町総合体育館

・IKIMASU.熊本本部